デンマーク・アンホルト(AP通信)-バルト海で度重なる座礁を繰り返し、その生と死が何か月もドイツ国民を魅了したザトウクジラの死骸が、浅瀬で2週間苦しみ続けた後、土曜日に海岸に打ち上げられた。
3月3日にドイツ沖で初めてクジラが発見されて以来、ドイツのメディアがプッシュアラートを発信し、健康状態をライブブログで更新したため、このクジラには「ティミー」や「ティクバ」という愛称が付けられた。
このクジラは、バルト海と北海を結ぶデンマークとスウェーデンの間の広い海峡、カテガット川の小さなアンホルト島のすぐ沖で座礁し、5月14日に死んでいるのが発見された。
このクジラの死は、数カ月にわたる壮絶で物議を醸した救出活動の幕を閉じ、5月2日、この哺乳類は大西洋の自然の生息地に戻す最後の努力として、はしけで北海へ移送されて最高潮に達した。
デンマーク環境保護庁によると、死因を調べるため死骸は来週検査される予定だという。
デンマークの報道機関「ニュース5」は土曜日、海岸でトラックに取り付けられたケーブルで死骸が海岸線まで引きずり込まれる様子を生中継した。
なぜ生息地から遠く、適さないバルト海に泳ぎ込んだのかは明らかではないが、一部の専門家はニシンの群れを追う途中、または回遊中に道に迷った可能性があると指摘している。