コンゴ民主共和国東部で進行中のエボラ出血熱の流行は、遠隔地で密集した地域での蔓延の恐ろしさに世界の公衆衛生専門家に警鐘を鳴らしている。世界保健機関が5月中旬に公衆衛生上の緊急事態を宣言して以来、ブンディブギョ種のウイルスによる感染者は約1,000人、死者は数百人となっている。
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コンゴで猛威を振るう感染症の封じ込めに世界の医療従事者らが奔走する中、ウイルスに感染した米国人をエボラ出血熱感染者のいないケニアの隔離施設に送るというトランプ政権の決定をめぐって論争が起きている。
これまでのエボラ出血熱流行とは一線を画すこの措置は、ケニアの裁判所からの反発を招き、同プログラムの一時停止を命じた。停止がいつまで続くかは不明だが、政府当局者は金曜日、米国がケニア政府などと協力して施設の設計に取り組んでいると述べた。
ホワイトハウス当局者は先に、より多くの米国人がエボラ出血熱に感染し、治療が必要な場合は、米国には飛行機で運ばれず、欧州に送られると述べた。イトゥリ郡で患者の治療中にエボラ出血熱に感染した米国人外科医はドイツで治療を受けている。
WHOのテドロス・アダノム・ゲブレイェソス事務局長によると、コンゴでの感染拡大の「速度と範囲」は、この地域で紛争や戦闘が激化していること、また同地域が「人口移動が激しい」鉱山地域であることから、他の地域や国に拡大する可能性があるとの懸念を引き起こしている。